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第二種電気工事士 問題例集(全10問) 公式の出題範囲に沿って当サイトが作成した練習用例題です。本番の問題を予測するものではありません。
問1 電気に関する基礎理論 難易度: 標準
電圧100 V、抵抗20 Ωの電熱器に流れる電流の値として、正しいものはどれか。
2 A 5 A 10 A 20 A 答えと解説を見る 正解: 2. 5 A
オームの法則により、電流 I = 電圧 V ÷ 抵抗 R で求めます。I = 100 V ÷ 20 Ω = 5 A となり、「5 A」が正解です。「2 A」は抵抗を50 Ωとして計算した値、「10 A」は抵抗を10 Ωとして計算した値で、いずれも計算違いです。「20 A」は抵抗の数値そのもので、電流の値ではありません。(出題範囲:電気に関する基礎理論)
問2 電気に関する基礎理論 難易度: 標準
電圧100 Vの電源に接続し、10 Aの電流が流れている負荷を5時間使用したとき、使用した電力量として、正しいものはどれか。
0.5 kWh 2 kWh 5 kWh 50 kWh 答えと解説を見る 正解: 3. 5 kWh
まず消費電力を求めます。電力 P = 電圧 V × 電流 I = 100 V × 10 A = 1,000 W = 1 kW です。電力量は、電力 × 時間なので、1 kW × 5時間 = 5 kWh となり、「5 kWh」が正解です。「0.5 kWh」は電力を100 Wとして計算した値、「2 kWh」は時間を2時間として計算した値、「50 kWh」は電力を10 kWとして計算した値で、いずれも計算違いです。(出題範囲:電気に関する基礎理論)
問3 電気に関する基礎理論 難易度: 基礎
導体と絶縁体に関する記述として、正しいものはどれか。
銅やアルミニウムは、電気をよく通す導体である。 ゴムやポリ塩化ビニルは、電気をよく通す導体である。 導体の電気抵抗は、断面積が大きいほど大きくなる。 絶縁体の電気抵抗は、まったくない。 答えと解説を見る 正解: 1. 銅やアルミニウムは、電気をよく通す導体である。
銅やアルミニウムは電気抵抗が小さく電気をよく通すため導体であり、電線の心線などに用いられます。「銅やアルミニウムは、電気をよく通す導体である」が正解です。ゴムやポリ塩化ビニルは電気をほとんど通さない絶縁体で、導体ではありません。導体の電気抵抗は、断面積が大きいほど小さくなるので、「断面積が大きいほど大きくなる」は誤りです。絶縁体も、わずかには電気を通す性質があり、電気抵抗がまったくないわけではありません。(出題範囲:電気に関する基礎理論)
問4 配電理論及び配線設計 難易度: 応用
単相2線式の配線で、負荷まで片道の電線1線の抵抗が0.5 Ωあるとする。負荷電流が20 Aのとき、この配線部分で生じる電圧降下の値として、正しいものはどれか。
5 V 10 V 20 V 40 V 答えと解説を見る 正解: 3. 20 V
単相2線式では、電流は往路と復路の2本の電線を流れます。2本分の抵抗は 0.5 Ω × 2 = 1.0 Ω です。電圧降下 e = 電流 I × 抵抗 R = 20 A × 1.0 Ω = 20 V となり、「20 V」が正解です。「10 V」は片道1線分の抵抗(0.5 Ω)だけで計算した値で、往復分を数え漏らしています。「5 V」は電流を5 Aとして計算した値、「40 V」は抵抗を2 Ωとして計算した値で、いずれも計算違いです。(出題範囲:配電理論及び配線設計)
問5 配電理論及び配線設計 難易度: 基礎
単相3線式の配電方式に関する記述として、正しいものはどれか。
電圧線1本と中性線1本の、合計2本の電線を用いる方式である。 三相電動機への給電だけに用いられる方式である。 中性線が断線しても、接続された負荷にかかる電圧は変わらない。 電圧線2本と中性線1本の合計3本の電線を用い、100 Vと200 Vの両方の電圧を取り出すことができる。 答えと解説を見る 正解: 4. 電圧線2本と中性線1本の合計3本の電線を用い、100 Vと200 Vの両方の電圧を取り出すことができる。
単相3線式は、電圧線2本と中性線1本の合計3本で構成され、電圧線と中性線の間から100 V、2本の電圧線の間から200 Vを取り出すことができるため、「100 Vと200 Vの両方の電圧を取り出すことができる」が正解です。「合計2本の電線を用いる」は単相2線式の構成です。「三相電動機への給電だけに用いられる」は単相3線式の説明ではありません(単相3線式は単相負荷への給電方式です)。中性線が断線すると、負荷側の電圧のバランスが崩れて電圧が変わるため、「電圧は変わらない」は誤りです。(出題範囲:配電理論及び配線設計)
問6 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具 難易度: 基礎
電気工事に用いる圧着工具(圧着ペンチ)の用途として、正しいものはどれか。
電線の絶縁被覆をはぎ取ること。 電線同士をリングスリーブで圧着接続すること。 金属管を曲げること。 コンクリート壁に穴をあけること。 答えと解説を見る 正解: 2. 電線同士をリングスリーブで圧着接続すること。
圧着工具は、リングスリーブなどをかしめて電線同士を圧着接続するために用いる工具で、「電線同士をリングスリーブで圧着接続すること」が正解です。「絶縁被覆をはぎ取る」のはワイヤストリッパの用途です。「金属管を曲げる」のはパイプベンダの用途です。「コンクリート壁に穴をあける」のは電動ドリルなど穴あけ用工具の用途で、圧着工具の用途ではありません。(出題範囲:電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具)
問7 電気工事の施工方法 難易度: 標準
接地工事を行う目的として、最も適切なものはどれか。
漏電したときに電流を大地へ逃がし、感電や火災を防ぐこと。 電線の電気抵抗を小さくして、電圧降下を防ぐこと。 接続した負荷の消費電力を大きくすること。 配線の色分けを見分けやすくすること。 答えと解説を見る 正解: 1. 漏電したときに電流を大地へ逃がし、感電や火災を防ぐこと。
接地工事は、電気機器の金属製の外箱などを大地と電気的に接続し、漏電したときに電流を大地へ逃がすことで、人が触れたときの感電や漏電による火災を防ぐために行うもので、「感電や火災を防ぐこと」が正解です。電圧降下は電線の太さや長さ、流れる電流などによって生じるもので、接地工事によって防ぐものではありません。接地工事は、負荷の消費電力を変えるものでも、配線の色分けに関係するものでもありません。(出題範囲:電気工事の施工方法)
問8 一般用電気工作物等の検査方法 難易度: 標準
一般用電気工作物の絶縁抵抗の測定に関する記述として、正しいものはどれか。
回路に通電したままの状態で測定する。 測定には、検電器を用いる。 測定には、クランプ形の電流計を用いる。 電源を切って無電圧の状態にし、絶縁抵抗計を用いて測定する。 答えと解説を見る 正解: 4. 電源を切って無電圧の状態にし、絶縁抵抗計を用いて測定する。
絶縁抵抗の測定は、対象回路の電源を切って無電圧の状態にし、絶縁抵抗計(メガー)を用いて行うのが正しい方法です。通電したまま測定すると、測定器の破損や誤った測定値につながるため、「通電したまま」は誤りです。検電器は、電圧がかかっているかどうかを確認するための器具で、絶縁抵抗を測定するものではありません。クランプ形の電流計は、電線をはさんで電流を測定する器具で、絶縁抵抗の測定には用いません。(出題範囲:一般用電気工作物等の検査方法)
問9 配線図 難易度: 基礎
配線図に用いられる3路スイッチの働きとして、正しいものはどれか。
1か所から、2つの照明を別々に点滅させることができる。 2か所から、1つの照明を点滅させることができる。 設定した時間がたつと、照明を自動的に消すことができる。 照明の明るさを、段階的に調整することができる。 答えと解説を見る 正解: 2. 2か所から、1つの照明を点滅させることができる。
3路スイッチは2個を組み合わせて用い、階段の上下など2か所から1つの照明を点滅させることができるスイッチで、「2か所から、1つの照明を点滅させることができる」が正解です。「1か所から2つの照明を別々に点滅させる」のは、片切スイッチを2つ用いる場合などの働きです。「設定した時間がたつと自動的に消す」のはタイマスイッチなどの働き、「明るさを調整する」のは調光スイッチの働きで、いずれも3路スイッチの働きではありません。(出題範囲:配線図)
問10 一般用電気工作物等の保安に関する法令 難易度: 応用
電気工事を施工する際、設置する電気設備が満たさなければならない技術上の基準そのものを定めている法令として、正しいものはどれか。
電気工事士法 電気用品安全法 電気設備に関する技術基準を定める省令 電気工事士法施行令 答えと解説を見る 正解: 3. 電気設備に関する技術基準を定める省令
電気設備の技術基準そのものは、「電気設備に関する技術基準を定める省令」に定められており、これが正解です。「電気工事士法」は、電気工事に従事する者の資格や免状などについて定める法律で、設備の技術基準を定めるものではありません。「電気用品安全法」は、電気用品による危険や障害の発生を防ぐための法律です。「電気工事士法施行令」は、電気工事士法を実施するために必要な事項を定める政令で、技術基準そのものを定めるものではありません。(出題範囲:一般用電気工作物等の保安に関する法令)
この例題集について(前提と免責) この例題集の問題は、実施団体が公表している出題範囲(シラバス・試験要項)に基づき、当サイトが独自に作成した練習用の例題です。公式の過去問題やサンプル問題そのものではありません。選択肢の数などの出題形式は、本番の試験と異なる場合があります。各問題は、作成者とは別の担当による独立した解答検証を経たものだけを掲載しています。制度や出題範囲は年度により変わるため、学習の際は最新の公式要項もあわせて確認してください。誤りに気づいた場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。確認のうえ、必要に応じて修正または掲載を取り下げます。
出題範囲との対応 電気に関する基礎理論(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 配電理論及び配線設計(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 電気機器、配線器具並びに電気工事用の材料及び工具(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 電気工事の施工方法(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 一般用電気工作物等の検査方法(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 配線図(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 一般用電気工作物等の保安に関する法令(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認) 公式の過去問題・サンプル問題の入手方法 学科試験の問題と解答を掲載(令和8年度下期・上期、令和7年度上下、令和6年度下期等を確認)。 公式ページを見る (2026/11/06確認)
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