ガイド
ITパスポートから基本情報へIT資格の順番
未経験からIT業界を目指す人向けに、ITパスポート→基本情報→応用情報という資格の進め方を解説します。
- 1目的を選ぶ
- 2候補を比べる
- 3コツを学ぶ

IT資格は「どれから受けるか」で迷いがちですが、未経験ならまずITパスポートで土台を作り、開発寄りに進むなら基本情報、さらに上を目指すなら応用情報、という順番が分かりやすいです。
数字で見るIT資格の順番:国家試験は受験料一律、合格率は約49%から約23%へ
ITパスポート・基本情報・応用情報の3つは、受験料がすべて7,500円でそろっているのがこの階段の特徴です。合格率はITパスポート約48.6%、基本情報技術者 約38.3%、応用情報技術者 約22〜24%(いずれも令和7年度)と、一段ごとに約10ポイントずつ下がります。勉強時間の目安も100〜180時間、150〜200時間、200〜500時間と広がっていきます。並行して取れる入口として、G検定は約75%前後(2025年各回)・勉強時間30〜50時間、情報セキュリティマネジメント試験(SG)は約69%(令和6年度)で、国家試験の本線とは別に「分野の入口」を担っています。
- ITパスポート:合格率約48.6%(令和7年度)、勉強時間の目安100〜180時間
- 基本情報技術者:合格率約38.3%(令和7年度・通年)、勉強時間の目安150〜200時間
- 応用情報技術者:合格率約22〜24%(令和7年度)。受験料は3試験とも7,500円
ITパスポート:社会人の共通教養
ITパスポートは、ITとビジネスの基礎を広く学ぶ国家資格です。CBTで随時受けられ、合格率も比較的高め。エンジニア志望に限らず、事務・営業など全職種の“IT教養”として役立ちます。まずここで用語に慣れましょう。
基本情報技術者:開発の土台を証明
基本情報は、アルゴリズムや基礎的なプログラミングを含み、IT職の入口として評価されます。ITパスポートより一段難しく、科目Bのアルゴリズム対策がカギです。未経験からエンジニアを目指すなら、ここが実質的なスタートラインになります。
- ITパスポート:全職種向けのIT教養(入門)
- 基本情報技術者:IT職の入口(やや難)
- 応用情報技術者:実務者の力を示す(難)
AIに関心があるならG検定も
生成AIや機械学習の教養を体系化したいなら、G検定も選択肢です。ITパスポートと並行して学ぶと、AIの用語と社会実装の流れがつかめます。
制度改定があるため、申し込み前にIPAの公式案内で最新の出題範囲・方式を確認しましょう。
つまずきやすいポイント
基本情報の科目B(アルゴリズム)で止まる人が多いです。いきなり問題を解くより、簡単な処理を“日本語で手順に書く”練習をしてからコードの流れを追うと理解が進みます。
手順
- ITパスポートで基礎用語をおさえる
- 基本情報でアルゴリズムを学ぶ
- 科目B対策を重点的に行う
- 応用情報やG検定で広げる
FAQ
文系・未経験でも大丈夫ですか?
ITパスポートは未経験・文系でも取り組みやすい入門資格です。基本情報はやや難しくなりますが、アルゴリズムを手順から理解すれば文系でも合格を狙えます。
基本情報と応用情報はどちらを受けるべき?
未経験はまず基本情報が現実的です。実務経験がある、または基本情報に余裕で合格できる力があるなら、応用情報に挑戦する価値があります。
関連資格のデータ
数値は各資格ページの掲載値です。合格率は公式発表に基づく値で、実施回により変わります。勉強時間のバーは掲載レンジの上限でそろえています。
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