問題例集
測量士補 問題例集(全10問)
公式の出題範囲に沿って当サイトが作成した練習用例題です。本番の問題を予測するものではありません。
問1測量に関する法規難易度: 基礎
測量士補試験の合格基準として、正しいものはどれか。
- 700点満点中400点以上
- 700点満点中425点以上
- 700点満点中450点以上
- 700点満点中500点以上
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正解: 3. 700点満点中450点以上
正解は、700点満点中450点以上である。測量士補試験は全28問・1問当たり25点の700点満点で、450点は18問の正解に相当する。400点は16問分であり、合格基準には届かない。425点は17問分であり、基準より25点(1問分)低い。500点は20問分であり、実際の合格基準より高い。(出題範囲:測量に関する法規)
問2測量に関する法規難易度: 標準
測量法の一部改正(令和7年4月1日施行)により、測量士補試験の科目が見直された。従来の多角測量、汎地球測位システム測量(GNSS測量)、水準測量を置き換えた現在の試験科目はどれか。
- 測図測量
- 測地測量
- 応用測量
- 基準点測量
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正解: 2. 測地測量
正解は測地測量である。多角測量・GNSS測量・水準測量はいずれも位置や高さの基準を定めるための測量であり、現行の科目では測地測量に統合された。測図測量は、従来の地形測量・写真測量・地図編集を置き換えた科目であり、対象が異なる。応用測量は改正前から存在する科目名で、これらの置き換え先ではない。基準点測量という科目は、現在の試験科目には存在しない。(出題範囲:測量に関する法規)
問3測地測量(水準測量)難易度: 基礎
水準測量において、標高が既に分かっている点に標尺を立て、その目盛を読む観測を何というか。
- 前視
- 器械高
- 後視
- 比高
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正解: 3. 後視
正解は後視である。既知点における標尺の読み(後視)に既知点の標高を加えると器械高(レベルの視準線の標高)が決まり、未知点の標尺の読みを引くことで、その点の標高が求まる。前視は、標高を求めたい未知点における標尺の読みであり、既知点の読みではない。器械高は視準線の標高そのものを指す量で、標尺の読みの名称ではない。比高は2点間の高さの差を表す量であり、読みの名称ではない。(出題範囲:測地測量(水準測量))
問4測地測量(座標計算・基礎的数学)難易度: 標準
平面直角座標で、点A(X=100.00 m、Y=200.00 m)と点B(X=130.00 m、Y=240.00 m)の間の水平距離はいくらか。
- 40.00 m
- 50.00 m
- 70.00 m
- 30.00 m
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正解: 2. 50.00 m
まず座標差を求める。ΔX=130.00-100.00=30.00 m、ΔY=240.00-200.00=40.00 mである。2点間の距離は三平方の定理により、√(30.00²+40.00²)=√(900+1,600)=√2,500=50.00 mとなり、正解は50.00 mである。40.00 mはΔYの値そのもので、X方向の成分を合成していない。70.00 mはΔXとΔYを単純に加えた値で、距離の計算にはならない。30.00 mはΔXの値そのものである。(出題範囲:測地測量(座標計算・基礎的数学))
問5測地測量(三次元点群測量)難易度: 応用
三次元点群測量によって得られるデータの説明として、最も適切なものはどれか。
- 写真の色情報だけを集めた画像データ
- 地点ごとの標高値だけを並べた数表
- 等高線のみを描いた線データ
- 地形や構造物の表面を表す、三次元座標を持つ多数の点の集合
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正解: 4. 地形や構造物の表面を表す、三次元座標を持つ多数の点の集合
正解は、三次元座標を持つ多数の点の集合である。三次元点群測量では、対象物の表面を多数の点で捉え、各点が三次元座標を持つため、地形や構造物の形状を立体的に表すことができる。色情報だけの画像データでは、位置や形状を表すことができない。標高値だけの数表では水平方向の位置を持たず、表面の形状を再現できない。等高線は点群データなどをもとに作成される成果の一つであり、点群データそのものではない。(出題範囲:測地測量(三次元点群測量))
問6測図測量(写真測量)難易度: 基礎
航空写真測量では、飛行コースに沿って隣り合う写真同士に重なり(オーバーラップ)を持たせて撮影する。この重なりを持たせる主な目的はどれか。
- 重なった部分を立体的に見ることで、対象物の高さや地形の起伏を求めるため
- 写真の色合いを鮮やかにするため
- 1枚ごとの撮影範囲を広げて、撮影枚数を減らすため
- 写真の解像度を上げるため
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正解: 1. 重なった部分を立体的に見ることで、対象物の高さや地形の起伏を求めるため
正解は、立体的に見ることで高さや起伏を求めるためである。隣り合う2枚の写真は異なる位置から同じ対象を写しているため、重なった部分を立体視すると奥行きが分かり、地形の起伏や対象物の高さを求めることができる。写真の色合いは撮影や処理の条件によるもので、重なりを持たせる目的ではない。重なりを持たせると撮影は細かく刻まれるため、枚数を減らすことにはならない。解像度はカメラの性能や撮影高度によって決まり、重なりの有無では変わらない。(出題範囲:測図測量(写真測量))
問7測図測量(縮尺・基礎的数学)難易度: 標準
縮尺1/2,500の図面上で、2点間の長さが6.0 cmであった。実際の水平距離はいくらか。
- 15 m
- 60 m
- 150 m
- 1,500 m
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正解: 3. 150 m
実距離は、図上距離に縮尺の分母を掛けて求める。6.0 cm×2,500=15,000 cmであり、cmをmに換算すると15,000 cm=150 mとなり、正解は150 mである。15 mは、換算の際に桁を1つ誤った値である。60 mは、分母を1,000として計算した場合の値(6.0 cm×1,000=6,000 cm=60 m)である。1,500 mは、15,000 cmの換算を誤った桁違いの値である。(出題範囲:測図測量(縮尺・基礎的数学))
問8応用測量(路線測量)難易度: 基礎
路線測量で単曲線を設ける場合、直線部から曲線部に入る曲線の始点を表す記号はどれか。
- BC
- EC
- IP
- BM
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正解: 1. BC
正解はBCであり、曲線の始点を表す記号である。ECは曲線の終点を表す記号で、曲線部から直線部へ出る点である。IPは路線を構成する2つの直線の交点を表す記号で、曲線そのものの始点・終点ではない。BMは水準点を表す記号で、高さの基準となる点であり、路線の曲線要素ではない。(出題範囲:応用測量(路線測量))
問9応用測量(面積計算)難易度: 標準
座標法による面積計算では、区画の面積を何の値から計算するか。
- 各辺の長さだけ
- 各頂点の平面直角座標
- 航空写真の縮尺
- 各頂点の標高
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正解: 2. 各頂点の平面直角座標
正解は、各頂点の平面直角座標である。座標法は、区画の各頂点のX座標とY座標を順に組み合わせて面積を算出する方法であり、辺の長さを個別に測らなくても、座標値から面積を求めることができる。各辺の長さだけでは、角の大きさや形状が分からなければ面積は定まらない。航空写真の縮尺は、写真上で測った長さを実距離に換算する際の要素であり、座標法の計算には用いない。標高は高さに関する情報であり、平面上の区画面積の計算には用いない。(出題範囲:応用測量(面積計算))
問10応用測量(面積計算・座標法)難易度: 応用
平面直角座標で表された四角形の区画について、頂点の座標がA(0.00, 0.00)、B(20.00, 0.00)、C(20.00, 10.00)、D(5.00, 15.00)である。頂点をA→B→C→Dの順に結ぶとき、座標法により求めた面積はいくらか。座標の単位はmとする。
- 200 m²
- 250 m²
- 450 m²
- 225 m²
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正解: 4. 225 m²
座標法では、各辺について(X_i × Y_{i+1} - X_{i+1} × Y_i)を計算して合計し、その半分が面積になる。各辺の計算は次のとおりである。A→B:0.00×0.00-20.00×0.00=0。B→C:20.00×10.00-20.00×0.00=200。C→D:20.00×15.00-5.00×10.00=300-50=250。D→A:5.00×0.00-0.00×15.00=0。合計は0+200+250+0=450であり、面積はその半分の225 m²となり、正解は225 m²である。450 m²は、合計(倍面積)を2で割る前の値である。250 m²は、C→Dの項だけを取り出した値である。200 m²は、幅20 m・高さ10 mの長方形とみなした場合の値で、頂点Dの位置による形状を反映していない。(出題範囲:応用測量(面積計算・座標法))
この例題集について(前提と免責)
この例題集の問題は、実施団体が公表している出題範囲(シラバス・試験要項)に基づき、当サイトが独自に作成した練習用の例題です。公式の過去問題やサンプル問題そのものではありません。選択肢の数などの出題形式は、本番の試験と異なる場合があります。各問題は、作成者とは別の担当による独立した解答検証を経たものだけを掲載しています。制度や出題範囲は年度により変わるため、学習の際は最新の公式要項もあわせて確認してください。誤りに気づいた場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。確認のうえ、必要に応じて修正または掲載を取り下げます。
出題範囲との対応
- 測量に関する法規(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 測地測量(水準測量)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 測地測量(座標計算・基礎的数学)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 測地測量(三次元点群測量)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 測図測量(写真測量)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 測図測量(縮尺・基礎的数学)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 応用測量(路線測量)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 応用測量(面積計算)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
- 応用測量(面積計算・座標法)(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
公式の過去問題・サンプル問題の入手方法
国土地理院が公式ページ「測量士・測量士補試験問題・解答例及び実施結果」で過去5年分の試験問題PDFと解答一覧(正解番号、解説なし)を公表していることを、公式ページを出典とする複数の資料で確認。 公式ページを見る (2026/11/06確認)
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