問題例集

宅地建物取引士(宅建士) 問題例集(全10問)

公式の出題範囲に沿って当サイトが作成した練習用例題です。本番の問題を予測するものではありません。

問1宅地建物取引業法及び関係法令に関すること難易度: 基礎

宅地建物取引業の免許に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 宅地建物取引業を営もうとする者は、事務所の所在地にかかわらず、すべて国土交通大臣の免許を受けなければならない。
  2. 2以上の都道府県の区域内に事務所を設置して宅地建物取引業を営もうとする者は、国土交通大臣の免許を受けなければならない。
  3. 宅地建物取引業の免許は法人のみに与えられ、個人が宅地建物取引業を営むことはできない。
  4. 1つの都道府県の区域内にのみ事務所を設置する場合でも、国土交通大臣と都道府県知事の両方の免許が必要である。
答えと解説を見る

正解: 2. 2以上の都道府県の区域内に事務所を設置して宅地建物取引業を営もうとする者は、国土交通大臣の免許を受けなければならない。

正解は2。宅地建物取引業の免許は、2以上の都道府県の区域内に事務所を設置する場合は国土交通大臣、1つの都道府県の区域内にのみ事務所を設置する場合はその都道府県の知事が免許権者となる。1は、知事免許となる場合があるため誤り。3は、個人でも免許を受けて営業できるため誤り。4は、いずれか一方の免許で足りるため誤り。(出題範囲: 宅地建物取引業法及び関係法令に関すること)

問2宅地建物取引業法及び関係法令に関すること難易度: 基礎

宅地建物取引業法における重要事項の説明に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 重要事項の説明は、宅地建物取引士でない従業者が行うことができる。
  2. 重要事項説明書の交付は、契約が成立した後に行わなければならない。
  3. 重要事項の説明は、契約が成立するまでの間に、宅地建物取引士が相手方等に対して行わなければならない。
  4. 宅地建物取引業者が自ら売主となる売買については、重要事項の説明は不要である。
答えと解説を見る

正解: 3. 重要事項の説明は、契約が成立するまでの間に、宅地建物取引士が相手方等に対して行わなければならない。

正解は3。重要事項の説明は、宅地建物取引士が、契約が成立するまでの間に相手方等に対して行い、あわせて重要事項を記載した書面を交付しなければならない。1は、説明は宅地建物取引士が行わなければならないため誤り。2は、説明と書面の交付は契約成立までの間に行うため誤り。4は、自ら売主となる場合でも買主への説明が必要なため誤り。(出題範囲: 宅地建物取引業法及び関係法令に関すること)

問3宅地建物取引業法及び関係法令に関すること難易度: 標準

宅地又は建物の売買の媒介契約に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 専属専任媒介契約では、依頼者は、宅地建物取引業者が探索した相手方以外の者と売買の契約を締結することができない。
  2. 専任媒介契約では、依頼者は、自ら発見した相手方と売買の契約を締結することができない。
  3. 一般媒介契約では、依頼者は、他の宅地建物取引業者に重ねて媒介を依頼することができない。
  4. 媒介契約を締結したときは、口頭の合意で足り、書面を交付する必要はない。
答えと解説を見る

正解: 1. 専属専任媒介契約では、依頼者は、宅地建物取引業者が探索した相手方以外の者と売買の契約を締結することができない。

正解は1。専属専任媒介契約では、依頼者は、業者が探索した相手方以外の者(自ら発見した相手方を含む)と契約を締結することができない。2は、専任媒介契約では自ら発見した相手方との契約が認められるため誤り。3は、一般媒介契約では他の業者へ重ねて依頼できるため誤り。4は、媒介契約を締結したときは書面を作成して依頼者に交付しなければならないため誤り。(出題範囲: 宅地建物取引業法及び関係法令に関すること)

問4宅地建物取引業法及び関係法令に関すること難易度: 応用

宅地建物取引業法におけるクーリングオフに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. クーリングオフは、宅地建物取引業者が媒介を行う売買にも、自ら売主となる売買と同様に適用される。
  2. 買主が宅地建物取引業者である場合でも、買主はクーリングオフをすることができる。
  3. 買主が、売主である宅地建物取引業者の事務所において買受けの申込みをした場合、買主はクーリングオフをすることができる。
  4. 宅地建物取引業者が自ら売主となる売買において、買主が事務所等以外の場所で買受けの申込みをした場合、買主は、法の定める要件を満たせば、クーリングオフにより申込みの撤回等をすることができる。
答えと解説を見る

正解: 4. 宅地建物取引業者が自ら売主となる売買において、買主が事務所等以外の場所で買受けの申込みをした場合、買主は、法の定める要件を満たせば、クーリングオフにより申込みの撤回等をすることができる。

正解は4。クーリングオフは、宅地建物取引業者が自ら売主となる売買で、買主が事務所等以外の場所で買受けの申込み等をした場合に、法の定める要件のもとで申込みの撤回等ができる制度である。1は、媒介による売買には適用されないため誤り。2は、買主が宅地建物取引業者である場合は適用されないため誤り。3は、事務所等で申込みをした場合は適用されないため誤り。(出題範囲: 宅地建物取引業法及び関係法令に関すること)

問5土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること難易度: 基礎

不動産に関する物権の変動と登記に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 不動産の売買契約が成立すれば、買主は、登記がなくても、その所有権を第三者に対抗することができる。
  2. 不動産に関する物権の得喪及び変更は、登記をしなければ、第三者に対抗することができない。
  3. 登記は売買の当事者間でも所有権移転の効力発生要件であり、登記がなければ当事者間でも所有権は移転しない。
  4. 仮登記をした者は、本登記をしなくても、第三者に対して物権の変動を完全に対抗することができる。
答えと解説を見る

正解: 2. 不動産に関する物権の得喪及び変更は、登記をしなければ、第三者に対抗することができない。

正解は2。不動産に関する物権の得喪及び変更は、登記をしなければ第三者に対抗することができない。1は、登記がなければ第三者に対抗できないため誤り。3は、当事者間では意思表示によって物権が変動するのであり、登記は効力発生要件ではないため誤り。4は、仮登記には順位を保全する効力はあるが、本登記をしなければ完全な対抗力は生じないため誤り。(出題範囲: 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること)

問6土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること難易度: 標準

民法における意思表示の取消しに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 詐欺による意思表示は、当然に無効であり、取り消す必要はない。
  2. 強迫による意思表示を取り消した場合、その取消しは、善意の第三者に対抗することができない。
  3. 詐欺による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。
  4. 錯誤による意思表示は、表意者に重大な過失がある場合でも、常に取り消すことができる。
答えと解説を見る

正解: 3. 詐欺による意思表示の取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。

正解は3。詐欺による意思表示は取り消すことができるが、その取消しは、善意でかつ過失がない第三者に対抗することができない。1は、詐欺による意思表示は取消しを必要とするため誤り。2は、強迫による意思表示の取消しは善意の第三者にも対抗できるため誤り。4は、錯誤による取消しには要件があり、表意者に重大な過失があるときは原則として取り消すことができないため誤り。(出題範囲: 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること)

問7土地及び建物についての法令上の制限に関すること難易度: 応用

都市計画法における開発行為と開発許可に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 開発行為とは、主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいい、都市計画区域内において開発行為を行おうとする者は、原則として、都道府県知事等の許可を受けなければならない。
  2. 開発行為とは、建築物を建築する行為そのものをいい、土地の区画形質の変更は含まれない。
  3. 市街化調整区域は市街化を抑制すべき区域であるため、開発許可の制度は適用されない。
  4. 開発許可を受けた土地において建築物を建築しようとする場合は、その都度、改めて開発許可を受けなければならない。
答えと解説を見る

正解: 1. 開発行為とは、主として建築物の建築又は特定工作物の建設の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいい、都市計画区域内において開発行為を行おうとする者は、原則として、都道府県知事等の許可を受けなければならない。

正解は1。開発行為は、主として建築物の建築等の用に供する目的で行う土地の区画形質の変更をいい、都市計画区域内で開発行為を行うには、原則として都道府県知事等の許可が必要である。2は、開発行為は土地の区画形質の変更を指すため誤り。3は、市街化調整区域にも開発許可の制度は適用され、開発は厳しく制限されるため誤り。4は、開発許可は開発行為に対するものであり、建築行為そのものに改めて必要となるものではないため誤り。(出題範囲: 土地及び建物についての法令上の制限に関すること)

問8土地及び建物についての法令上の制限に関すること難易度: 標準

農地法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 農地を農地として利用する目的で売買する場合、その権利の移転に農地法の許可は不要である。
  2. 自らの所有する農地を宅地に転用する場合は、農業委員会への届出のみで足り、許可は不要である。
  3. 農地法の許可を受けずに行われた農地の売買は、当事者間では当然に効力を生じる。
  4. 農地を農地以外のものに転用する目的で権利を移転する場合は、農地法の許可が必要である。
答えと解説を見る

正解: 4. 農地を農地以外のものに転用する目的で権利を移転する場合は、農地法の許可が必要である。

正解は4。農地を農地以外のものに転用する目的で権利を移転する場合は、農地法の許可が必要である。1は、農地のままで権利を移転する場合でも許可が必要なため誤り。2は、自らの農地を転用する場合にも原則として許可が必要なため誤り。3は、必要な許可を受けずに行われた権利の移転は効力を生じないため誤り。(出題範囲: 土地及び建物についての法令上の制限に関すること)

問9土地及び建物についての税に関する法令に関すること難易度: 標準

土地及び建物の取引に関する税についての次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 不動産取得税は、不動産の取得に対して国が課する国税である。
  2. 不動産取得税は、土地や家屋を売買、贈与、交換等により取得したときに、都道府県が課する税である。
  3. 登録免許税は、不動産の登記を受ける際に、登記を受ける都道府県に納める地方税である。
  4. 固定資産税は、不動産を売却したときに、売主に対して一度だけ課される税である。
答えと解説を見る

正解: 2. 不動産取得税は、土地や家屋を売買、贈与、交換等により取得したときに、都道府県が課する税である。

正解は2。不動産取得税は、土地や家屋の取得に対して都道府県が課する地方税である。1は、国税ではなく都道府県が課する税であるため誤り。3は、登録免許税は国に納める国税であるため誤り。4は、固定資産税は不動産を所有していることに対して市町村が毎年課する税であり、売却したときに一度だけ課されるものではないため誤り。(出題範囲: 土地及び建物についての税に関する法令に関すること)

問10土地及び建物についての形質、地積、地目、構造等に関すること難易度: 基礎

不動産の表示に関する登記における地目に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. 「商業地」は、不動産登記における地目の一つである。
  2. 「工業地」は、不動産登記における地目の一つである。
  3. 「宅地」は、不動産登記における地目の一つである。
  4. 「事業用地」は、不動産登記における地目の一つである。
答えと解説を見る

正解: 3. 「宅地」は、不動産登記における地目の一つである。

正解は3。不動産の表示に関する登記の地目は、田、畑、宅地、山林、原野、雑種地など、土地の現況や利用状況に応じた区分が定められており、「宅地」はその一つである。1の「商業地」、2の「工業地」、4の「事業用地」はいずれも登記上の地目としては定められていない(商業地域のような用途地域の区分とは異なる)。(出題範囲: 土地及び建物についての形質、地積、地目、構造等に関すること)

この例題集について(前提と免責)

この例題集の問題は、実施団体が公表している出題範囲(シラバス・試験要項)に基づき、当サイトが独自に作成した練習用の例題です。公式の過去問題やサンプル問題そのものではありません。選択肢の数などの出題形式は、本番の試験と異なる場合があります。各問題は、作成者とは別の担当による独立した解答検証を経たものだけを掲載しています。制度や出題範囲は年度により変わるため、学習の際は最新の公式要項もあわせて確認してください。誤りに気づいた場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。確認のうえ、必要に応じて修正または掲載を取り下げます。

出題範囲との対応
  • 宅地建物取引業法及び関係法令に関すること(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
  • 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
  • 土地及び建物についての法令上の制限に関すること(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
  • 土地及び建物についての税に関する法令に関すること(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
  • 土地及び建物についての形質、地積、地目、構造等に関すること(出典: 公式の出題範囲 、2026/11/06確認)
公式の過去問題・サンプル問題の入手方法

不動産適正取引推進機構(RETIO)が、昭和63年度〜令和7年度の計40回分の試験問題と正解番号表をPDF公開(解説なし)。 公式ページを見る (2026/11/06確認)

宅地建物取引士(宅建士)の詳細ページに戻る